【注意】ミジンコを餌として与えたらメダカが大量死!
さて、今日もメダカに餌をあげようか…って、死んでる…
いつものようにメダカに餌をあげようと思って水槽を覗くと、大量のメダカが死んでいました。
1つの水槽だけでなく、10個ある水槽の8個でメダカが死んでいたのです。
少し思い当たる節もあるので、どうやらミジンコが原因のようです。
水温が低いときでも消化不良を起こしにくく、安心してあげられえる餌として有名なミジンコです。
しかし、ミジンコを与えただけでメダカが死んでしまうこともあるようなので、気を付けてもらいたいと思い、この記事を書きました。
何故、ミジンコを与えてメダカが死んだと思ったか
メダカが死んだ前日は、時間があまりありませんでした。
その上、ミジンコがめちゃくちゃ爆殖していたため、「ここで間引かないと崩壊する!」と思って、ミジンコだけをメダカに与えたんです。
ですから、粉餌も与えておらず、与えた餌はミジンコだけです。
また、その日の状況はというと…。
夏場ですが、前後の日と気温も変わらず、猛暑ですが水温は33℃ほど。
うちでは37℃くらいは元気にしていることを確認しています。
グリーンウォーターが濃すぎるということもなく、水替えも2日前にしました。
ネットもかかったままでしたので、動物に荒らされたとかでもなさそうです。
基本的にはメダカが死ぬような状況ではなかったんです。
となると水に変なものが混ざったということになりますが、前日にあげた餌はミジンコだけ…。
恐らくミジンコが原因だろう、と考えたところ、理由がいくつか浮かんできました。
ミジンコを与えてメダカが死んだ理由
ミジンコを与えてメダカが死んでしまった理由として、思い当たるのは主に2つです。
- 生クロレラを腐らせてしまった
- 腐った生クロレラを食べたミジンコを与えてしまった
完全に自分のミスではありますが、このような理由が原因かと思います。
生クロレラが腐っていた
まず生クロレラですが、生クロレラは冷蔵庫で保存する必要があります。
生クロレラは生きているので、腐るのを防止するというより、低温におくことで死ぬまでの時間を延長する。というようなイメージです。
しかし、常温に出すと1~2日ですぐに死んでしまうので、そこからは腐っていく…というような流れです。
ミジンコに与えるときに、生クロレラを冷蔵庫に入れ忘れて外に置きっぱなしなことに気づきました。
おそらく2日間ほどです。
生クロレラは悪くなると茶色っぽくなってくるのですが、まだ綺麗な緑色だったので大丈夫だろうと判断して、ミジンコに与えました。
しかも、「放置してしまったからすぐ腐るだろう。なら全部使っちゃおう」と、いつもよりも多い量を与えました。
ミジンコは栄養になるものは割となんでも食べますし、栄養にさえなればしっかり増えるので…ミジンコは爆殖でした!
ただ、それが問題だったようです…。
腐った生クロレラを食べたミジンコをメダカに与えてしまった
腐った生クロレラ食べたミジンコは、たくさん増えました。
増えると間引かないといけないのがミジンコですから、ネットですくってメダカにあげたのですが…。
翌日みたときに大量死していたわけです。
ポイントとしてはいくつかあると思います。
- 腐ったクロレラがミジンコの中で消化しきれず、それがメダカにも影響した
- ミジンコは増えていたが、たくさんの死骸もあった可能性があり、ミジンコの死骸をメダカが食べてしまった
- 腐ったものや死骸を与えたことで、水槽内のアンモニア濃度が上がった
どれがクリティカルな問題としてメダカにダメージを与えたのかは定かではありませんが、このような問題が重なってメダカが死んでしまったのかと
どれがクリティカルな問題としてメダカにダメージを与えたのかは定かではありませんが、このような問題が重なってメダカが死んでしまったのかとおもいます。
まとめ:ミジンコを与えてメダカを死なせないために
ミジンコを与えてメダカを死なせないためには、ミジンコに与える餌が大切だと感じました。
まとめると以下の通りです。
- ミジンコを与えるだけでメダカが死んでしまうこともある
- 生クロレラは冷蔵庫できちんと管理する
- 常温に放置してしまった時などは、捨てることも考える
- 腐りかけでもったいないと思っても、焦って全部使わない
- ミジンコ水槽の水質が変だと感じたらメダカにあげずリセットする
ミジンコ飼育に便利な生クロレラですが、こういったデメリットもある…ということには初めて気づきました。
今まで、PSBやエビオスなど、様々な餌で増やしてきて、どれもミジンコを与えてメダカが死ぬようなことはなかったんですよね。
今後はミジンコに与えるエサの新鮮さといった部分も含めて、きちんと管理していこうと思います。