【解決策あり】ミジンコが増えない6つの原因と対策を徹底解説!

ちゃんとエサも入れてるのに、なんでミジンコが増えないんだろう…?
全滅はしていないけど、増えない。そのまま維持しているだけで爆殖する気配がない。
こういう状態、ミジンコ飼育ではよくあるんですよね。
ミジンコが増えないのにも、だいたい決まった原因があります。一つひとつ確認していけば、ほぼ解決できます。
- ミジンコが増えない6つの主な原因
- PSBとグリーンウォーター・クロレラの正しい使い分け
- 増えないときに今すぐ確認すべきチェックリスト
- 欲張らず間引きながら管理する正しいやり方
心当たりのある原因から読んでみてください。
ミジンコが増えない6つの原因一覧
ミジンコが増えないときに考えられる原因は、主にこの6つです。
- ① エサが足りていない・栄養価が低い
- ② 水温が低すぎる
- ③ エアレーションの水流で疲れている
- ④ 容器が小さすぎる
- ⑤ アンモニアや酸欠で環境が悪化している
- ⑥ 種ミジンコの数が少なすぎる
順番に詳しく解説していきます。
①エサ不足でミジンコが増えない
ミジンコが増えない原因で一番多いのが、エサの問題です。
エサが足りていない場合はもちろんですが、「エサを入れているのに増えない」という場合は、エサの種類が間違っている可能性が高いです。
PSBだけではミジンコのエサにならない
PSB(光合成細菌)を入れているのにミジンコが増えない、という声をよく聞きます。
実はPSBは、ミジンコが直接食べるエサではありません。
PSBはグリーンウォーター(植物プランクトン)のエサ。PSB→グリーンウォーター→ミジンコという間接的な流れ。
つまり、PSBを入れただけでグリーンウォーターが薄い状態では、ミジンコのエサがほとんどない状態と同じです。PSBは補助的に使うもので、メインのエサにはなりません。
ミジンコが増えない原因はエサの栄養価の低さ
ミジンコを直接増やすエサとして一番おすすめなのが、生クロレラと濃いグリーンウォーターです。
生クロレラは濃いめに入れても水質が悪化しにくく、ミジンコが爆殖しやすい最強のエサ。
PSBはメインではなくサブ。生クロレラ or 濃いグリーンウォーターをメインに、PSBを補助で使う組み合わせが安定する。
エビオス錠やハイポネックスも効果はありますが、栄養価でいえば生クロレラが頭一つ抜けています。「増えない」と感じたらまず生クロレラに切り替えてみてください。
②水温が低すぎてミジンコが増えない
ミジンコの繁殖に適した水温は20〜25℃です。
秋口から急に増えなくなった、という場合はほぼこれが原因です。水温が下がると繁殖活動が鈍くなり、エサを入れていても増えなくなります。
20℃を下回るとミジンコの繁殖が鈍くなり、増えない状態になる。
冬に増やしたいなら室内管理+ヒーターで25℃をキープするのが確実。
逆に夏の高水温(30℃超え)でも繁殖が止まるので、置き場所には一年を通して注意が必要です。春・秋のそこそこ暖かい時期が一番増えやすい季節です。
③エアレーションの水流でミジンコが増えない
エアレーションをかけていて「全滅はしていないけど一定量から増えない」という場合、水流による疲れが原因かもしれません。
ミジンコは水流に逆らって泳ぎ続けると、体力をどんどん消耗します。
エアレーションの水流でミジンコが疲弊→寿命が短くなり、増えた数がすぐ死んでトントンになる。
「増えない」と感じたらまずエアレーションを止めてみる。止めるだけで爆殖に転じることがある。
どうしてもエアレーションが必要な場合は、稚魚隔離ネットや石をエアストーンの上に置いて水流を抑える工夫をしてみてください。水面が軽く揺れる程度で十分です。
④容器が小さすぎてミジンコが増えない
ミジンコは水量が多いほど安定して増えます。
容器が小さいと水質が変化しやすく、エサを少し入れすぎるだけで一気に環境が悪化します。また、増えられる上限数も容器の大きさで決まってしまいます。
500mLペットボトルや小さな容器では水質が安定せず、ミジンコが増えない上限が低い。
最低でも2L容器を複数用意するのがおすすめ。水量が多いほど安定して爆殖しやすくなる。
うちはダイソーのウォータージャグ(約2L)を複数使っています。安くてリセットもしやすく、ミジンコ飼育にちょうどいいサイズです。
⑤アンモニアや酸欠でミジンコが増えない
ミジンコが増えるほど、問題が起きやすくなるのがアンモニアと酸欠です。
ミジンコが排泄するアンモニアは水を汚します。一定量を超えると水質が悪化して、増えるどころか減り始めます。
また、密度が上がるほど酸素消費量も増えるので、水面にミジンコが集まって赤くなっていたら酸欠のサインです。
アンモニア蓄積・酸欠は「増えすぎたサイン」。放置すると増えない→全滅のコースをたどる。
倍々に増やそうとせず、メダカの餌に使いながら間引いて、別容器に少し移してリセットするのが正解。
欲張って1つの容器に詰め込もうとすると、かえって全滅リスクが上がります。複数容器に分散させて管理する方が、長期的にはずっと多くのミジンコをキープできます。
⑥種ミジンコが少なすぎて増えない
最初に入れる種ミジンコの数が少なすぎると、増えるスピードがとても遅くなります。
1〜2匹からでも理論上は増えますが、環境が整っていても数週間は目に見えて増えません。
種ミジンコが少なすぎると、環境が完璧でも増えるまでに時間がかかりすぎる。
最初は水面をフワっと覆うくらいの量を入れるのが目安。多ければ多いほど早く爆殖する。
通販で購入すると一定量まとめて入手できるのでスタートが早くなります。手持ちが少ない場合はしばらく増えるのを待つか、追加購入を検討してみてください。
ミジンコが増えないときに確認すべきチェックリスト
「どの原因かわからない」という場合は、以下を上から順番に確認してみてください。
- ☑ エサはクロレラか濃いグリーンウォーターをメインに使っているか?
- ☑ 水温は20℃以上あるか?
- ☑ エアレーションをかけていないか?かけている場合は水流が強すぎないか?
- ☑ 容器は2L以上あるか?
- ☑ 最後にリセットしたのはいつか?(3日以上経っていたら水換えを)
- ☑ ミジンコが赤くなっていないか?(酸欠サイン)
- ☑ 種ミジンコの量は十分あるか?
全部チェックして問題がなければ、あとは待つだけです。条件が整っていれば必ず増えます。
ミジンコが増えない原因と対策まとめ
ミジンコが増えない原因、6つのどれかに当てはまるはずです。
- PSBだけでは増えない。生クロレラ or 濃いグリーンウォーターをメインのエサにする
- 水温20℃以下では繁殖が鈍る。冬は室内管理かヒーターで25℃キープ
- エアレーションの水流で疲弊→寿命が短くなり増えない。まずエアレーションを止めてみる
- 小さい容器では増える上限が低い。最低2L容器を複数用意する
- アンモニア・酸欠は増えすぎのサイン。欲張らず間引きながら複数容器で管理する
- 種ミジンコが少なすぎると増えるのに時間がかかる。水面をフワっと覆う量からスタート
一番大切なのはエサと水温です。この2つが整っていれば、ミジンコは条件さえ揃えば爆発的に増えます。
「増えない」と感じたらまずエサを生クロレラに変えて、水温を確認してみてください。それだけで解決することがほとんどです。


