【誰でも】ミジンコのペットボトルでの増やし方!コツや基本を全て紹介【簡単】
ミジンコはペットボトルで増やせるって聞いたけど…本当?
ミジンコの飼育で悩んでるみなさま、こんにちは。
ミジンコを増やすにあたって、なるべく簡単で、手間がかからない方法が良いですよね。
メダカと同じように大きな容器を用意するのももったいないし…
ペットボトルなら場所も取らないですし、容器にお金もかかりません。
結論から言うと、ミジンコはペットボトルでも簡単に増やせます!
この記事では、
- ミジンコをペットボトルで増やすための基本
- ペットボトルで増やすメリット
- ペットボトルで増やすデメリット
- ペットボトルだからこそ気を付けること
がわかります。
うちでもペットボトルでミジンコを増やしていて、安定して増えています。
最後まで読めば、ペットボトルでも間違いなくミジンコが増やせるようになりますよ。
ミジンコのペットボトルでの増やし方
ミジンコをペットボトル増やす際の流れはこの通りです。
- ペットボトルを用意して、綺麗に洗う
- カルキを抜いた水を入れる
- 餌を入れる
- エアレーションをかける
- ミジンコを入れる
- 2~3日に1回リセットする
それぞれについて、詳しくお話しますね。
ペットボトルを用意して、綺麗に洗う
まずはペットボトルを用意してください。
その際、ペットボトルはなるべく大きいものが良いです。
500mlのペットボトルでも問題はないのですが…やはり2L以上のペットボトルをおススメします。
ミジンコは倍々に増えていくのですが、容量で増える限界があると思ってください。
容量があればあるほど増えますので、2Lのペットボトルや、焼酎の入っているような大きいペットボトルだと尚良いでしょう。
カルキを抜いた水を入れる
ペットボトルが用意できたら、そこにカルキを抜いた水を入れてください。
ミジンコはメダカなどの魚より弱いですから、できればカルキは抜いた方が良いです。
(ちなみに私はカルキ抜いていませんが…最初は抜いておいた方が安心でしょう)
一晩汲み置きしておくだけでもカルキは抜けますので、ペットボトル飼育でしたらその方がおススメです。
また、餌としてグリーンウォーターを使う場合は、この工程は無視してください。
ミジンコの餌を入れる
ペットボトルに、ミジンコの餌となるものを入れてください。
- 生クロレラ
- グリーンウォーター
- エビオス錠
- PSB
- 鶏糞
主にこのようなものが餌として最適です。
お好みで好きなものを使ってもらえれば良いと思いますが…
失敗がないのは間違いなく生クロレラです。
特に、ペットボトル飼育といった水量が少ない場面では、なるべく水質悪化を避けたいです。
そのため、生きたプランクトンである生クロレラを特におススメします。
エアレーションをかける
ペットボトルで増やす場合、できればエアレーションをかけてあげると増やせる量や成功率が上がります。
もちろん、エアレーションはナシでも全然増えます。
ペットボトルは口が狭く、水面も狭いです。
そのため、水中に酸素が溶け込みにくく、酸欠になりやすい状態にあります。
ですので、最大限にペットボトルでミジンコを増やしたいという場合は、エアレーションをかけてあげてください。
その際、エアレーションは水流がほとんど起こらない程度の極微量でかけてくださいね。
水面がちょっと揺れる程度で大丈夫です。
ミジンコを入れる
準備がすべて整ったらミジンコを入れてください。
ペットボトルは口が狭いので、スポイトか何かで移してあげると良いかと思います。
種となるミジンコは、1~10匹の極少量でも増えますが、増え方はゆっくりです。
早く増やしたい場合は種となるミジンコの量も多めに入れておいてあげると良いでしょう。
また、失敗して全滅してしまうこともあるので、ペットボトルでミジンコを増やす場合は、2~3本同時に稼働してあげることをおススメします。
2~3日に1回リセットする
ミジンコは水質悪化に弱い生き物です。
ペットボトルの容量ですと、2~3日に1回くらいのペースでリセットしてあげるのが良いかと思います。
生クロレラやグリーンウォーターで増やしている場合は、ある程度見た目でも判断できます。
生クロレラは緑色ですが、その栄養素を食べきると、本来は透明な色に戻るんですが…
ミジンコの排泄物があるため、透明にならずに茶色っぽくなってくると、リセットのサインです。
そのまま放置すると、翌日には全滅していた…なんてこともありますので、リセットはサボらずにやってあげることをおススメします。
ミジンコをペットボトルで増やすメリット
ミジンコをペットボトルで増やすメリットは以下の通りです。
- 容器や設備にお金がかからない
- 簡単に持ち運べるので、リセットが楽
- 透明で中身が見やすい
ミジンコを始めるにあたって、わざわざ大きい容器を用意するのも大変ですよね。
まずはペットボトルから始められるのはとても簡単でメリットです。
そして、個人的に一番のメリットはリセットが簡単という点です。
例えば30Lの容器で増やそうとしたとき、水質が悪化してもリセットが非常に億劫でした。
私は普通のマンションで飼育しているので、水をザバーっと捨てられないですし、ベランダにホースも設置していないので水替えも面倒です。
ペットボトルならキッチンに持っていって、その場で簡単に水替えができるので凄く楽でしたよ。
また、リセットの際はミジンコ用の網を持っていると小さなミジンコが流れてしまうこともなく、安定繁殖が見込めますよ。
ミジンコをペットボトルで増やすデメリット
ミジンコをペットボトルは増やすデメリットは以下の通りです。
- 水量が少ないので、増やせる量に限界がある
- 水量が少ないので、水質悪化が早い
- リセットの周期が短い
総じて言えるのが、水量が少ないことによる弊害です。
過密になったり、水質悪化したり、酸素不足になったり…
そのため、リセットの周期が早くなってしまうのが難点です。
ミジンコをペットボトルで増やす上で、気を付けること
ミジンコをペットボトルで増やす場合、やはりネックになってくるのが水質悪化です。
とにかくリセットの周期を速めてあげることが何よりも大切になってきます。
ただ、逆を言えば簡単にリセットできるので、常にミジンコにはフレッシュな水を提供できるということになります。
綺麗な水質で、酸素もしっかり溶け込んでいて、毎日のように餌ももらえる状況ですね。
- ペットボトルの数は複数
- 2~3日でのリセット
といった状況で、リセット周期を回してあげると凄く安定します。
毎日5分程度しか時間は取られないので、何かのついでに軽くリセットしてあげてください。
ミジンコのペットボトルでの増やし方まとめ
ミジンコをペットボトルで増やす方法をまとめると、以下の通りです。
- ペットボトルはなるべく大容量
- エサは生クロレラがおススメ
- できればエアレーションをかけて
- 複数のペットボトルで同時並行
- 2~3日に1回リセット
- ペットボトルだからリセットが簡単
この通り、ペットボトルでもミジンコは簡単に増やすことができます。
特に、エサとリセットだけきちんとやっていれば間違いないと思いますので、ぜひやってみてください!