【結論】ミジンコを増やす餌は、生クロレラ一択です【本当に簡単】
ミジンコ繁殖って難しいです。マジで。
メダカにかける時間よりも、ミジンコにかける時間の方が多くなっている私です。
みなさんはどうですか?ミジンコに苦しめられていませんか?
今回、「【結論】ミジンコを増やすには生クロレラ一択です」なんて少し強気なタイトルにしたのも、ミジンコに苦しめられたからです。
餌、水替え、エアレーション…
いろいろと試しても安定せず、2年間ずっと悩み続けていました。
結果、『生クロレラ』ですべて解決でした。というお話です。
ミジンコのエサに生クロレラを使ったらどうなったか
安定しました。笑
冗談っぽく書きましたが、本当に安定してビックリしました。
今まで何をやっても上手くいかなかったミジンコ飼育が、その瞬間から楽になったんです。
IKEAのトロファスト(20L容器)にミジンコを入れて、そこに生クロレラを入れているだけ。
エアレーションもしていないです。
水替えは、1週間で半換水、2週間で全換水しています。
これも念のためレベルで、もしかしたらそんなにしなくても良いかも…と思うくらいには順調です。
ミジンコに生クロレラ使っていなかった理由
ミジンコについて調べると、「生クロレラで培養できます」という記事やYouTube動画がたくさんあります。
調べて一番に出てくるのは生クロレラです。なのに使ってなかったんですよね。
だって、生クロレラって高い…ですよね?
200mlで1780円…。これがどれだけ使えるのかもわからず。
しかも日持ちしないです。冷蔵庫で1ヶ月くらい。
毎月数千円もかけて生クロレラを買う必要あるのだろうか?と考えてしまうわけです。
さらに調べていくと、PSB、エビオス、鶏糞、メダカの飼育水、ゾウリムシetc…
ミジンコを培養できる餌がたくさん出てくるんです。
我が家にはPSBもエビオスもあったので、そこから試してしまったんですよね。
ここから負のループが始まることも知らず…。
ミジンコ培養に試した生クロレラ以外の餌
生クロレラ以外に試したものはこんな感じ。
- PSB
- エビオス
- クロレラパウダー
- メダカの飼育水
- ゾウリムシ
- wakuwakuミジンコ
結局は生クロレラが一番なんですが…
生クロレラ以外のエサもそこそこ増えますし、使えます。
どういった部分が使いづらくて、安定しない要因なのかをまとめました。
その上で、「なら生クロレラか…」となったら、ぜひ生クロレラを使ってみたください。
生クロレラ以外のエサ①:PSB
PSBは桜めだかさんのPSBを元に、ふやしてPSBで培養したものを使っていました。
比較的安定していると思います。
しかし、栄養価としてはちょっと弱いのか、爆殖というほどではありません。
気づいたらエサ切れを起こすこともしばしば…。
生クロレラに追加で入れるくらいがちょうどよかったです。
どちらも生餌なので、水を汚さなくて安定します。
PSBにはアンモニアを抑制する効果もあるようなので、ミジンコが増えてきて水質悪化する前に入れておくと安定感も増しますね。
生クロレラ以外のエサ②:エビオス錠
エビオスはかなり調子良いです!
今でも、生クロレラでミジンコ培養する他に、サブでエビオスを使っています。
ただ、エビオスでうまくいくこともあれば、逆に全滅することもあるのでサブ稼働です。
ダイソーのウォータジャグに、エビオスを1/4くらいに割ってコロッと入れておくといい感じ。
翌日にはそこそこ増えてます。
また、混ぜずに硬いままいれておけば底に溜まるので、エサ切れが近くなってくるのも見やすくていいですね。
エビオス入れすぎると全滅するので気を付けて…!!
生クロレラ以外のエサ③:クロレラパウダー
クロレラパウダーももちろん、クロレラなのでそこそこ増えます。
パウダー状のまま水に溶かなければ日持ちしますし、溶いても1ヶ月。
コスパも良くてかなり便利に思うんですが…。
生クロレラと違うのは、クロレラが生きてないこと。
ですので、入れすぎるとすぐに沈殿して水槽のゴミとなります。
1日2回、ちょいちょい薄めに入れられるのであればアリですが、正直ちょっと面倒だなという感じでした。
また、やはり生きてないので食いつきが悪いのか、消費も遅いように感じますね。
一度生クロレラを経験してしまうともうパウダーは使えない…ってくらい違います。
生クロレラ以外のエサ④:メダカの飼育水(グリーンウォーター)
メダカの飼育水で、グリーンウォーターになっているところがあったら、その水をいれます。
自宅で作れる疑似生クロレラですね。
もしくは、稚魚の隔離ネットにミジンコを入れて、グリーンウォーターに浮かべておくと勝手に増えたりします。
なんて楽なんだ!お金もかからないし!!と思っていたんですが…
一般家庭のメダカ量では、すぐにグリーンウォーター食べきってしまって供給が追い付きません。
70Lのジャンボタライとか使うようなガチ勢はこれで十分と思います!
または、ハイポネックスなんかを使ってグリーンウォーター作ってもいいですね。
十分安定しますよ。
生クロレラ以外のエサ⑤:ゾウリムシ
ただ一言。めんどくさい。
とにかくめんどくさいです。ゾウリムシはガチ勢以外やめておきましょう。
PSBやら豆乳やらで培養するんですが、水質管理が難しいですね。
アンモニアもたくさん発生させますので、目の細かい網で濾したりして使うんですが…なかなかそれも面倒でした。
ミジンコの段階でかなり面倒なので、さらにゾウリムシまでやるのはガチ勢です。
ミジンコのためにゾウリムシを育て始めたらもうメダカ育ててるんだか何育ててるんだかわからなくなりますよ。
生クロレラ以外のエサ⑥:Waku!Waku!ミジンコ
「Waku!Waku!ミジンコ」は、いぶきさんのオリジナルのミジンコ用エサです。
結構ガッツリ増えます!
茶色くてドロっとしたシロップ状のエサになってます。
1Lに対して1mlなのでかなりコスパも良い感じ。
が、これもちょっと難しいです。
入れすぎると水質悪化してすぐに全滅しますし、水の色でエサ切れを判断するのが意外と難しいですね。
個人的には水量多い水槽でやるのはリスキーで、2Lくらいの容器で毎日水替えするくらいの方が安心かなという感覚。
ただ、常温保存で良いようですし、生クロレラと違って買いだめしておけるのが良いですね。
3本まとめ買いしましたので、引き続きこのエサでどうやったら安定するのか探っていきます。
ミジンコのエサには生クロレラ一択まとめ
ミジンコのエサには結局、生クロレラでした。
生クロレラを使って良かったことをまとめると、
- ミジンコ水槽に生クロレラを入れるだけで安定した
- エアレーションはなくても良い
- 生クロレラは生餌なので、水質が悪化しにくい
- 他の餌は生クロレラが切れたときや、サブ程度
生クロレラって消費期限も早いし、高いなって思ってたんですが、いろんなもの試して無駄金つかうより遥かに良いですね。
いまは、和香さんの生クロレラを使っています。
送料無料だし、なくなりそうになったら買えば良いので、消費期限も気にすることないんですよね…。
和香さんの生クロレラは原液なので、量は少なく見えるけど実はたくさん使えます。
安定間違いなしなので、ミジンコで悩んでる人はぜひ試してみてください!!